新年度のクラス授業は2025年2月1日よりスタートします。
各クラスとも先着5名までとなりますので、入塾希望の方は今すぐご連絡ください。
総合型選抜・AO入試・推薦入試・帰国生入試を受験予定の方は、AO入試・推薦入試・帰国生入試のページもご覧ください。
クラス授業はすべてオンライン授業となります。
お住まいの地域にかかわらず、首都圏の生徒さんと同じ授業を受講できます。
海外にお住まいの方、部活等で通塾困難な方もぜひ、クラス授業を受講してください。
渕上塾のオンライン授業は教室での対面授業と同様、対話型のライブ授業です。
単なる動画配信ではありません。
渕上塾の小論文クラスは主に以下の受験生を対象にしています。
1.慶應大学の一般入試を受験される方
2.AO入試・推薦入試・総合型選抜・帰国生入試などを受験される方
例年、1の生徒さんが多いので、授業で扱う問題も慶應大学の過去問が中心となりますが、その時々の受講生の志望校を考慮し、それらの大学の過去問をローテーションしながらやっていきます。
もちろん、上記1,2以外の受講生もウェルカムです。
「渕上塾の特徴と指導理念」のページでは「大学受験小論文とはどのようなものか」、「渕上塾ではどのように小論文を指導するのか」について書きました。
この二点に関しては、そちらも参考にしてください。
さらに、下記ブログ記事でも小論文の書き方やAO入試・推薦入試に関するアドバイスなど書いていますので、ぜひそちらも読んでもらえればと思います。
AO入試・推薦入試の志望理由書の書き方①
AO入試・推薦入試の志望理由書の書き方②
小論文の書き方
まずは基本的な大学受験小論文の書き方について説明します。
昨今、様々な形態の入試問題があるため、これから説明する書き方はそれらのすべてに対応できるわけではありません。
大学受験小論文の基本的な書き方
昨今、様々な形態の入試問題があるため、これから説明する書き方はそれらのすべてに対応できるわけではありません。
あくまで、オーソドックスな課題文型の小論文、一般的な小論文の書き方です。
慶應SFCの小論文など、発想力や企画力・政策立案能力などを要する論文はまた、全く別の書き方になります。
「以下の課題文を読んであなたの考えを述べなさい」といった、オーソドックスな問題ではまず、
1.テーマ
2.主張
3.論拠
4.結論
の四点を小論文に盛り込まなくてはいけません。
順番に説明していきましょう。
まず、「1.テーマ」についてですが。
その小論文では何について書くのか、テーマを一つに絞り明確にする必要があります。
よくありがちなのが、一つの小論文の中で前半と後半で違うことが書かれている、テーマが二つある小論文を書く人がいます。
あるいは、一つの小論文の中でいろんなことが書かれていて、テーマが何なのか、いまひとつはっきりしない、一つに絞れていない。
こういう書き方はよくないんです。
一つの小論文では必ず、「何について書くのか」、テーマを一つに絞り、それを明確にすべきです。
で、それも何でもよいわけではなく、基本的には課題文で議論されているテーマ、もしそれが複数ある場合にはなるべくその中心的なテーマと同一であるほうがいい。
例えば、課題文のテーマが「環境問題と経済成長」であった場合、あなたが書くべき小論文のテーマもこれです。
この場合、「環境問題」についてだけ、あるいは「経済成長」についてだけ書くのはやはりよくない。
さらには、「地球温暖化を阻止する方法」なんかをテーマにすると、ずいぶんとずれた小論文になりますし、評価も低いでしょう。
やはり、課題文で展開されている議論のテーマとストレートに向き合う必要があります。
次に、「2.主張」ですね。
冒頭の1で挙げたテーマに関して、あなた自身がどのような意見を持っているのか、どのような立場に立つのか。
これも明確に主張しなければならない。
これが明確でない是々非々的立場は、大学受験の小論文においては評価されません。
白黒はっきりさせる、シンプルでわかりやすい主張をすべきです。
例えば先ほどの「環境問題と経済成長」というテーマで書くとしたら、
1.経済成長のためにはある程度、環境を犠牲にするのもやむを得ない、
2.地球環境問題は人類の今後の生存を脅かす問題であるため、経済成長を犠牲にしてでも環境を守る必要がある、
3.環境保護と経済成長を両立させるべく、新たな技術やエネルギー源を開発すべき、
といった、大きくは3つの立場がありうるでしょう。
これらのうち、自分はどの立場に立つのか、はっきりと書く必要があります。
主張が決まったら、次は「3.論拠」です。
2で述べたあなたの意見・主張がなぜ正しいと言えるのか、その論理的な根拠・理由を書いていきます。
ここがいわゆる本論、小論文の書き方において最も重要な部分です。
この論拠がいかに論理的であるかが評価の一番のポイントとなります。
ここで押さえておくべき重要な点が二つあります。
ひとつは、大学受験の小論文ではあなたの意見の「正しさ」が重要だという点です。
この点が作文や感想文と小論文が大きく異なるところです。
作文や感想文ではあなたがどう感じたか、どう思ったかを書けばいい。
「以下の課題文を読んであなたの考えを述べなさい」といった、オーソドックスな問題ではまず、
1.テーマ
2.主張
3.論拠
4.結論
の四点を小論文に盛り込まなくてはいけません。
順番に説明していきましょう。
1:テーマを一つに絞ること
まず、「1.テーマ」についてですが。
その小論文では何について書くのか、テーマを一つに絞り明確にする必要があります。
よくありがちなのが、一つの小論文の中で前半と後半で違うことが書かれている、テーマが二つある小論文を書く人がいます。
あるいは、一つの小論文の中でいろんなことが書かれていて、テーマが何なのか、いまひとつはっきりしない、一つに絞れていない。
こういう書き方はよくないんです。
一つの小論文では必ず、「何について書くのか」、テーマを一つに絞り、それを明確にすべきです。
で、それも何でもよいわけではなく、基本的には課題文で議論されているテーマ、もしそれが複数ある場合にはなるべくその中心的なテーマと同一であるほうがいい。
例えば、課題文のテーマが「環境問題と経済成長」であった場合、あなたが書くべき小論文のテーマもこれです。
この場合、「環境問題」についてだけ、あるいは「経済成長」についてだけ書くのはやはりよくない。
さらには、「地球温暖化を阻止する方法」なんかをテーマにすると、ずいぶんとずれた小論文になりますし、評価も低いでしょう。
やはり、課題文で展開されている議論のテーマとストレートに向き合う必要があります。
2:主張を明確にすること
次に、「2.主張」ですね。
冒頭の1で挙げたテーマに関して、あなた自身がどのような意見を持っているのか、どのような立場に立つのか。
これも明確に主張しなければならない。
これが明確でない是々非々的立場は、大学受験の小論文においては評価されません。
白黒はっきりさせる、シンプルでわかりやすい主張をすべきです。
例えば先ほどの「環境問題と経済成長」というテーマで書くとしたら、
1.経済成長のためにはある程度、環境を犠牲にするのもやむを得ない、
2.地球環境問題は人類の今後の生存を脅かす問題であるため、経済成長を犠牲にしてでも環境を守る必要がある、
3.環境保護と経済成長を両立させるべく、新たな技術やエネルギー源を開発すべき、
といった、大きくは3つの立場がありうるでしょう。
これらのうち、自分はどの立場に立つのか、はっきりと書く必要があります。
3:主張の根拠を論理的に書くこと
主張が決まったら、次は「3.論拠」です。
2で述べたあなたの意見・主張がなぜ正しいと言えるのか、その論理的な根拠・理由を書いていきます。
ここがいわゆる本論、小論文の書き方において最も重要な部分です。
この論拠がいかに論理的であるかが評価の一番のポイントとなります。
ここで押さえておくべき重要な点が二つあります。
ひとつは、大学受験の小論文ではあなたの意見の「正しさ」が重要だという点です。
この点が作文や感想文と小論文が大きく異なるところです。
作文や感想文ではあなたがどう感じたか、どう思ったかを書けばいい。
それが正しいか否かはあまり問題にならない。
気持ち、感情に正しいも間違っているもないですからね。
そう感じるんだから、仕方がない。
しかし、小論文では正しいか間違っているかがとっても重要なんですよ。
小論文というのは書き言葉による議論です。
あなたが正しいと考える何らかの意見を主張し、それがなぜ正しいと言えるのか、あなたとは異なる意見を持つ人に対して、論理的に説得力を持ってその根拠を書いていく作業、これが小論文なんです。
ですから、小論文ではあなたの主張の「正しさ」を説明する必要があります。
二点目として、すでに述べましたがその根拠を「論理的に」説明することが重要です。
論理的であるかどうか、この点にこだわって書いてください。
論拠はあくまで論理的根拠であり、感情的、主観的なものであってはならない。
いかに論理整合的であるか、筋が通っているかが評価の大きなポイントになります。
最後に、「4.結論」
これは2で述べたあなたの意見をもう一度、表現を変えて繰り返せばよいのです。
言葉や言い回しは違うけど、言ってることは同じというのが重要です。
同じ文言を繰り返すのではないですよ。
2で述べた意見と4の結論が異なっているなんて言うのは論外。
それでは何のために小論文を書いたのかわからないよね。
こんなこと当たり前なんでだけど、こういう小論文を書く生徒さんが結構多いんですよ。
たぶん、何も考えずにいきなり書き始めるからでしょうね。
書いてる途中で色々な考えが浮かんできたり、書き始めた時と違う意見になってくる。
でも、もう最初から書き直す時間がないから、とりあえずそのまま字数を埋めて終わらせる。
こういう書き方をしていると、論文の途中で意見が変わってきたり、テーマがずれてきたりする。
結果として、何が言いたいのかよくわからない小論文になってしまうんですね。
ですから、時間配分としては、最初からいきなり書き始める、書きながら考えるのではなく、書きだす前にストーリーをよく考えて、結論まで決まってから書き始めるということが重要です。
小論文を書く際には、時間配分は非常に重要です。
気持ち、感情に正しいも間違っているもないですからね。
そう感じるんだから、仕方がない。
しかし、小論文では正しいか間違っているかがとっても重要なんですよ。
小論文というのは書き言葉による議論です。
あなたが正しいと考える何らかの意見を主張し、それがなぜ正しいと言えるのか、あなたとは異なる意見を持つ人に対して、論理的に説得力を持ってその根拠を書いていく作業、これが小論文なんです。
ですから、小論文ではあなたの主張の「正しさ」を説明する必要があります。
二点目として、すでに述べましたがその根拠を「論理的に」説明することが重要です。
論理的であるかどうか、この点にこだわって書いてください。
論拠はあくまで論理的根拠であり、感情的、主観的なものであってはならない。
いかに論理整合的であるか、筋が通っているかが評価の大きなポイントになります。
4:最後に結論で締める
最後に、「4.結論」
これは2で述べたあなたの意見をもう一度、表現を変えて繰り返せばよいのです。
言葉や言い回しは違うけど、言ってることは同じというのが重要です。
同じ文言を繰り返すのではないですよ。
2で述べた意見と4の結論が異なっているなんて言うのは論外。
それでは何のために小論文を書いたのかわからないよね。
こんなこと当たり前なんでだけど、こういう小論文を書く生徒さんが結構多いんですよ。
たぶん、何も考えずにいきなり書き始めるからでしょうね。
書いてる途中で色々な考えが浮かんできたり、書き始めた時と違う意見になってくる。
でも、もう最初から書き直す時間がないから、とりあえずそのまま字数を埋めて終わらせる。
こういう書き方をしていると、論文の途中で意見が変わってきたり、テーマがずれてきたりする。
結果として、何が言いたいのかよくわからない小論文になってしまうんですね。
ですから、時間配分としては、最初からいきなり書き始める、書きながら考えるのではなく、書きだす前にストーリーをよく考えて、結論まで決まってから書き始めるということが重要です。
小論文を書く際には、時間配分は非常に重要です。
例えば1時間で800字の論文を書く場合、前半30分ではストーリーを考え、後半30分で文章を書く。
テーマから結論に至るストーリーが決まるまでは一文字も書かないことです。
以上、小論文の基本的な書き方について説明しました。
渕上塾の小論文クラス授業では毎回課題を出し、このような書き方を踏まえたうえで、皆さんに小論文を書いてきてもらいます。
授業ではそれらについて、テーマや意見が明確に書かれているか、論拠が論理的であるかどうかなど、細かく丁寧にコメントしていきます。
同時に、与えられた課題の小論文に対して、どのような書き方があるのか、いくつかの書き方のパターンを説明します。
ですから、最初はまったく書けなかった生徒さんでも、半年もすればある程度きちんとした小論文の書き方をマスターできるようになります。
その後は上記の形式に当てはまらない、様々な形態の大学入試問題を順番にこなしていきますので、1年後にはほぼ、どのような小論文が出題されてもしっかりと対応できるようになります。
受講料:6か月・440,000円、12か月・770,000円(税込)
概要:一般入試で慶應義塾大学を受験する方、推薦入試・AO入試・総合型選抜・帰国生入試等を受験する方を対象としたクラスです。毎回課題を出し、授業では皆さんの書いてきた小論文に対して丁寧に添削・コメントします。また、課題文の論旨や用語、背景知識についてもわかりやすく、詳しく説明し、課題に対してどのような論文の書き方があるのか、複数の解答パターンを提示します。
期間・受講料:11月~1月(3か月)・330,000円
e-mail:gkfuchigami@outlook.jp または gkfuchigami2@gmail.com
授業ではそれらについて、テーマや意見が明確に書かれているか、論拠が論理的であるかどうかなど、細かく丁寧にコメントしていきます。
同時に、与えられた課題の小論文に対して、どのような書き方があるのか、いくつかの書き方のパターンを説明します。
ですから、最初はまったく書けなかった生徒さんでも、半年もすればある程度きちんとした小論文の書き方をマスターできるようになります。
その後は上記の形式に当てはまらない、様々な形態の大学入試問題を順番にこなしていきますので、1年後にはほぼ、どのような小論文が出題されてもしっかりと対応できるようになります。
渕上塾のクラス授業は全てオンライン授業なので、地方や海外にお住まいの方も、首都圏の生徒さんと同じ授業を受講することができます。
渕上塾のオンライン授業は、大手予備校のような動画配信や録画配信ではありません。対話型のライブ授業です。
新年度のクラス授業は2025年2月1日よりスタートします。
各クラスとも先着5名で締め切ります。また、塾長渕上のスケジュールが埋まり次第、受付終了となりますので、入塾を希望される方は今すぐお問い合わせ、お申し込みください。
1.大学受験小論文
時間数・回数:1回2時間×週1回(月4回)
受講料:6か月・440,000円、12か月・770,000円(税込)
英語+小論文(月8回):6か月・770,000円、12か月・1100,000円(税込)
概要:一般入試で慶應義塾大学を受験する方、推薦入試・AO入試・総合型選抜・帰国生入試等を受験する方を対象としたクラスです。毎回課題を出し、授業では皆さんの書いてきた小論文に対して丁寧に添削・コメントします。また、課題文の論旨や用語、背景知識についてもわかりやすく、詳しく説明し、課題に対してどのような論文の書き方があるのか、複数の解答パターンを提示します。
2.聴講コース 受付終了
上記2の「大学受験小論文」のクラス授業をライブ配信中のみ視聴可能です。授業中の質問・発言、メールや電話での質問、添削等はできません。録画配信等はありません。
受講料:6か月・132,000円、12か月・220,000円
3.慶應大学受験小論文(一般入試) 受付終了
時間数・回数:1回2時間×週1回(月4回)
期間・受講料:11月~1月(3か月)・330,000円
渕上塾のクラス授業は少人数でやっております。
定員に達し次第締め切りとなりますので、入塾を希望される方は今すぐお問い合わせください。
e-mail:gkfuchigami@outlook.jp または gkfuchigami2@gmail.com